条件が整ったときにのみ成立する
—— 意識の「構造」を用いた専門的セッション ——
代理人ヒプノセラピーとは
Proxy Hypnotherapy
私たちの無意識の中には、本人の問題でありながら、なぜか触れないままになっている部分があります。そして、理解しようとすると、言葉にしようとすると、自然と避けてしまう領域もあります。
代理人ヒプノセラピーは、そうした「本人が直接関わらない方が、かえって整いやすい場合」に、例外的に用いられるセッションです。しかしこれは、通常の催眠療法やQST ヒプノセラピーの代替ではありません。
はじめに
代理人ヒプノセラピーは、意識の仕組みを丁寧に扱うセッションです。
代理人ヒプノセラピーとは
代理人ヒプノセラピーは、通常の二人で行うセッション形式とは異なり、セラピスト・依頼人・専属代理人の三者で行うセッションです。
通常の催眠療法では依頼人が催眠状態に入りますが、本セッションでは依頼人は催眠状態に入りません。
セラピストの誘導のもと、代理人の潜在意識を媒介として、依頼人の潜在意識や必要な意識領域につなぎます。
依頼人はそのセッションに立ち会い、代理人を介して届けられる言葉を、ご自身の意識として静かに整理していく時間になります。
また、代理人が自発的に接続を行うものではなく、セラピストが全体を管理しながら進行します。
QST ヒプノセラピーとの違い
QST ヒプノセラピーは、ご本人が催眠状態に入り、深層意識を直接扱うセッションです。
代理人ヒプノセラピーは、ご本人は催眠に入りません。間接的に意識の構造へアプローチするセッションです。
どちらが良いという関係ではありません。目的やタイミングによって、適した方法が異なります。
なぜ「代理」という形が必要になるのか
私たちは「本人が体験しなければ意味がない」と考えがちです。しかし意識の構造は一様ではありません。状況によっては、直接触れないほうが全体が落ち着くこともあります。
代理人ヒプノセラピーは、そうした条件が整ったときに用いられる、限定的な方法です。
たとえば、
- 本人が直接関わることで緊張が強まる場合
- 顕在意識が働きすぎて、深い部分に働きかけにくくなる場合
- 今は本人が距離を保った方が、全体が落ち着く場合
こうしたケースでは、あえて本人が前面に立たない方が、結果的に安全で自然ということがあります。
代理人ヒプノセラピーは、そのような条件が重なったときにだけ成立する、補助的で限定的なセッションです。
大切にしていること(やらないこと)
このセッションは、
何かを起こすためのものではありません。
誰かを操作したり、変えるためのものでもありません。
また、次のようなことを目的としません。
- メッセージを当てにいくこと
- 神秘体験を提供すること
- 願望や期待を代行して叶えること
- 現実を置き去りにすること
- 依存関係をつくること
あくまで、意識の扱い方を整えるための時間です。
倫理・安全・仕組みについて
代理人ヒプノセラピーは、扱い方を誤ると、誤解や期待が膨らみやすいセッションです。
そのため、以下の点をとても大切にしています。
- 代理人は霊能者ではありません
- セッションは、常にセラピストが全体を管理します
- 本人の同意がない関わりは行いません
- 誘導やコントロールを目的とした使用は行いません
- セラピストや代理人の価値観を押し付けることはありません
また、誰にでも適しているわけではありません。
- 強い依存傾向がある
- 誰かを思い通りにしたい目的がある
- 自分の正しさを証明したい
- 自分の安心や正義感を満たしたい
そのような意図を感じている場合は、適していない可能性があります。
これは制限というより、関わる全ての人が、期待や責任、そして不必要な負担を過剰に背負わないための大切な線引きです。そして何より、すべてのやり取りにおいて誠実であることを大切にしています。
気になる方、迷いがある方のご相談も歓迎しております。
まずは相談してみる
どのような方が検討されることが多いか
代理人ヒプノセラピーは、次のような状況で検討されることがあります。
- 催眠療法を受けたいが、今は難しい理由がある
- 催眠状態に入ることに抵抗を感じる
- 意識の仕組みについてある程度関心や理解がある
- 体験そのものよりも扱い方や姿勢を大切にしたい
このセッションの特質について
次のような場合には、このセッションは向いていないことがあります。
- 楽に変わりたいと感じている
- 判断や答えを他者に委ねたい
- メッセージを信じる対象として求めている
- 明確な正解を提示してほしい
- 手軽さや即効性を求めている
このセッションは、判断や信念を預ける場ではなく、ご自身の意識を整えるための時間です。
セッションの基本的な概要
- 実施方法:オンラインのみ
- 所要時間:約60分(30分延長可)
- 担当代理人:しほ、あらい
事前準備
アンケート(オンライン記入)
初めての方には、予約詳細メールにてオンラインフォームのURLをお知らせいたします。
当日
step 1. 事前ヒアリング
ご相談内容を一緒に整理します。
step 2. 催眠セッション
QSTセラピストと代理人によるセッションの進行を、オンラインで見守りながら立ち会います。
step 3. ポストトーク
セッション内容を振り返り、一緒に確認していきます。
選択肢としてのご案内
代理人ヒプノセラピーは、誰にでも必要なものではありません。また、理解だけで選べるものでもありません。
ここまで読んで、「今の自分には、この関わり方が合っているかもしれない」と感じた場合のみ、下記のデモンストレーション動画を参考までにご覧ください。
参考デモンストレーション動画
(サンプル動画)
関連サービスについて
代理人ヒプノセラピーは、特定のテーマや分野で応用することができます。
詳しくは、関連ページにまとめてあります。
必要な方は、ご覧ください。
子供たちの心の声を聞く(体験キャンペーン中)
料金・お支払い
Fees & Payment